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三人の個性と温かい拍手 [少年隊 昔語り]

メチャクチャ悲しくって、メチャクチャ寂しくって、
そして、メチャクチャ悔しいことが仕事の上でありました。
私には、どうしようもないことなのですが、
今まで、頑張ってきたことが否定されているようで…
あ~ぁ、もう泣きたいよぉ~[もうやだ~(悲しい顔)]

週末は少年隊に、ニッキに溺れて、
このどんよりしたどうしようもない気持ちから少しでも浮上出来ますように……

Happyな気持ちへの足がかりに
まずは、アサヒグラフのつづきでも書いちゃおうかなぁ[ペン]

3人並んだ写真が凄く自然で、良い雰囲気なんです。[exclamation]

ニッキのズボンがダボダボ過ぎるけど[あせあせ(飛び散る汗)]
この号のヒガシ君がすごくカッコ良い[グッド(上向き矢印)]
私史上、最大にヒガシ君がカッコ良く思っていた時期かもしれないです[ひらめき]


では、演劇評論家の小藤田千栄子さんの「少年隊ミュージカル」評(勝手に抜粋[たらーっ(汗)])です。

ラブストーリーを成立させるのは、なかなか難しいものがあった。
むしろ、三人の少年たちの、友情物語にした作品のほうが、
ドラマとしては成功率が高く、それにショーの要素が強まると、
さらに魅力的なものになるのだった。

ポイントになる作品としては、
私見では、まず第一に「MASK」をあげたいと思う。
少年隊の三人が実名で登場する作品で、
ジャニー喜田川の構成・演出。劇中劇の形で、
蜷川幸雄演出、東山紀之主演の「ハムレット」が挿入されて、
実名で登場しながらも、そのフィクション性が魅力だった。

もう一本、ポイントになった作品をあげると、
「KING&JOKER」だろうか。
これは、錦織一清が脚本・演出もした作品で、
撮影所を背景にした映画作りの裏話が中心になっている。

三人のなかで、スタッフ・ワークが好きそうなのは錦織一清だが、
それぞれの個性をよく生かし、
この個性をさらに際立たせるようになったのが、
その後の「RHYTHM」と「RHYTHMⅡ」である。

「RHYTHM」はレコード店に集まった少年隊の三人が、
そこでレコードを聴くという外枠があるのだが、
中身は、ジャニーズ事務所のヒット曲で綴るミュージカルショーである。
ジャニーズ事務所の歴史ショーでもあったのだが、
これが楽しくて、少年隊ミュージカルの、
ひとつの鉱脈ではないかとさえ思ったものである。

つまりは、よりミュージカルショーの方向に傾いたほうが、
少年隊には似合っていると思えたのである。

そして、「RHYTHMⅡ」は、
なんと少年隊の三人が、
コンピューター・ゲームの中に入り込んでしまうと言う外枠を作り、
ゲームの中で、いろいろなナンバーのショーを見せるという趣向であった。
コンピュータ・ゲームという現代性が、
少年隊の三人には、非常によく似合っていた。

ドラマ性の濃い作品であっても、
あるいはショーの要素の高い作品であっても、
常に、三人の個性がよく出て、
さらに最近ではその個性を、ギャグにさえしてしまうのが大きな特徴である。
ここまで成長したということだ。

三人のなかでリーダー格は、錦織一清のように客席からは見え、
ダンスなら東山紀之だ。
そして、温かくコメディー・リリーフをつとめるのが植草克秀である。
彼は、ほかの二人と比べると、
ダンスはあまり得意ではないようだが、
そんな植草克秀が懸命に踊ると、なんとも温かい拍手が巻き起こる。
この温かさと三人の個性。
これこそが少年隊ミュージカルのいちばんの魅力であり、
ふだんは個別に活動する三人が、
年に一度ミュージカルの舞台で顔を合わせるのが、
毎年7月の青山劇場なのである。(以上)

そして、ベッドの3人…
さかさまになって真ん中に自由にわがままなニッキ、
左端でちょっとカッコつけてるヒガシ君、
そして右端にちょこんと一人目をあけているかっちゃん。
三人の関係をうかがわせますよね…

この、論評…
私なんぞが何か注釈を付け加えられるような内容ではありません。
ポイントの作品が、私の好きな作品だったのでうれしいなぁくらいかしら[るんるん]

そして、悲しいお知らせが…
少年隊ミュージカルの舞台であった青山劇場が取り壊されるようです[がく~(落胆した顔)]

少年隊ミュージカルの代名詞でもあったのに。
併設する「こどもの城」が老朽化のため閉館するため、青山劇場も運命を共にするようです。

劇場とともに歩んできた少年隊。
プレゾンが消えてしまうわけではありませんが、
切っても切り離せない劇場が幕を閉じるのは
なんとも、寂しい限りです[もうやだ~(悲しい顔)]




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コメント 2

まっすん

のんのんさん
泣かないでぇ~(by Tひろし)

>少年隊ミュージカルの舞台であった青山劇場が取り壊されるようです

2015年3月までだそうですね。
私も、87年のTIME-19から確か5~6年
毎年通いましたよ。ホントに楽しい夏でした。

少年隊といえばプレゾン、プレゾンといえば青山劇場。
そんな思い出いっぱいの劇場の閉鎖はとても残念なことです。

んが、しかし!
23年間もの長きにわたって青山劇場とご縁があった少年隊。
そんな彼らが青山劇場の残された期間に何もしない
などということがありえましょうか!否!
これは何かありますぜ、のんのんのダンナ。
シッシッシッ(誰ね)

と、思うのですがどうでしょうかねぇ。
期待してますよ。

さて、いつも興味深い記事の紹介をありがとうございます☆

>いつも怒りを持ちながら …etc.

そうなんですか。
なんだか、例の紅白仮面ライダー事件で泣いたという話に
びっくりした時と同じような、ちょっとした衝撃。
ニコニコ楽しそうな表舞台の裏側は
いつも真剣勝負なんですね。
写真もエライ眉間に力入ってますし。

そう、記事以上に衝撃なのは写真ですよ。
カッちゃんがボケてるのはまぁアレとして
『ベッドで3人』というシチュエーションって何なのよ。
まぁね、10年以上前のピチピチ美青年3人なら
色々と意図は考えられるでしょうよッー。
しかし、98年といえば3人は32~33才になる年齢。(子持ち含)
そんなイイ年のオッさ、じゃなくて男性3人を
1つのベッドには寝そべらせる意図っていったい。
ワカラナすぎる…。
by まっすん (2012-09-30 02:08) 

のんのん

まっすんさん

舘さんの泣かないでかなり好きな歌ですが、
私、泣いちゃいます…
シクシクシク(T_T)

そう!
きっと、何かあるに違いない♪
23年間の青山劇場を盛りたててきた彼らをおいて、
誰がシメをするの!って思いますよね。
これがわかっていたから、
あえて、
約束のオリンピックイヤーの今年も
今まで何もなかったのね!
閉館までに、きっと、
あんなことや、こんなことやと
いっぱい、色々あるに違いない
と、思いたい(^^♪

でも、劇場って25年くらいで老朽化しちゃうのかしら?
50年以上とかのものいっぱいありますよね。

練習では、かなり真剣…
嫌がられるくらい出来るまでやらせる
っていうのは、
よく書かれていたような記憶ありですが、
怒りを持ってまでだったとは、今回改めて知りました。
本当に、なんて真摯に取り組んでいたのでしょう!
練習で頑張って、本番を楽しむ。
ニッキらしい思想を感じます。

>カッちゃんがボケてるのはまぁアレとして
これは、問題なしかしら(^^ゞ

ベッドで撮影…
確かに、ご指摘いただくと、どうしてなんでしょう?
怪しげな雰囲気ではなく、
なんとも良い雰囲気ではあると思うのですが。
それぞれの個性的な雰囲気を出すためとか。
カメラマンの何かしらの意図がきっとあるんでしょうね(^^♪

私はニッキのダボダボズボンの方も気になります。
二人に比べて、太く短く見えてしまって…
もう、見た目はどうでも良いや…
って思い始めた頃なんでしょうか



個人的には、
あ~、3月か…
私にとっては一番忙しい月なんだよなぁ…(ため息)

by のんのん (2012-09-30 15:28) 

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