俳優座

先日、ニッキ演出舞台「GRIEF７」を隊友様に誘っていただき、
観劇してまいりました。

一番感激したのは、何といっても「俳優座」。
紀伊国屋ホールに似た歴史を感じられる佇まい、
良いですよね～
綺麗な劇場も良いですが、
今まで幾多の演劇の舞台になってきたのだろうと感じる劇場、
私、好きです。


ニッキ演出舞台にはあまり馴染のない若手舞台でよく見る出演者、
J事タレがいなかったのは好ましい事だと思います。

ニッキの実力を買われた舞台って事ですからね。

若手舞台の定番ランブロ、ランブロ交換、
J事では見られないですよね。

チケットの売り方、とっても若手舞台らしかったです。
チケットが捌けない時のこれも定番、
後出しイベント。
心配したとおり、私が観劇した回は
チラホラと席が埋まっていなかったですね。
出演の若手俳優さんにはファンもついているので、
プレミアム席が埋まっていましたが。

昨年上演されのを出演者を一新しての再演らしいですが、
ニッキは昨年観劇されていたようですね。
　昨年観劇した時、参加してみたかった。
　まさか、本当にやらせてもらえるとは思わなかった。
と、言われているので、念願かなって、といったところだったのでしょうか。
どんなコネクションでニッキにお話がきたのでしょうね。

牢獄で出会った男たちの過去と現在が紡がれて、
交差しながら繋がる物語
というのがザクッと、本当にザクッとしたストーリーです。
100分の舞台ですが、まとめるとこんな感じなのかと思います。

7つの大罪がベースという事ですが、
「暴食」、「色欲」、「強欲」、「憤怒」、「怠惰」、「傲慢」、「嫉妬」
これらが、一般的な７つの大罪のはずですが、
これとこの舞台の大罪はちがうのでしょうか。
私は、どうもこれにあてはめられず、しっくりきませんでした。
人の心にある闇がこの大罪とつながっているのか。
演出家先生は「社会派ミュージカル」と、表していましたが。

伏線があり過ぎて、拾い切れていなかったように感じられました。
突然、カーテンコールが来ましたもの。

どうも、私には
この舞台のテーマ、観客に伝えたいことが分からなかったんですよね。

余りにもスッキリしない結末なので、
伏線は次作があり、拾いまくられる予定なのでしょうか？
次回作があるのなら、
ミュージカルと銘うつからには、
かなり歌を頑張っていただきたい方も多かったかな。
若手舞台俳優さんは、スケジュールが過密で、
レッスンに割かれる時間があまりないのが現実ですが。

ご一緒してくれた隊友さんとは
う～ん？、よくわからなかったね。
何を言いたかったのかしらね。
主演の方の言葉の壁は大きかったね。
などなど、
観劇後お茶を飲みながらの感想でした。

ニッキが出演するわけではないので、
全く席を選びませんでした。
結果、最後尾でした。
が、が、が、これが、これがですね、ニッキファンには神席でした。
開演後、しばらくして、
後通路に演出家先生登場。
通路を右往左往、うろちょろしながら、演出家の顔で舞台チェック。
笑いどころでは、躊躇なく笑い声を響かせていらっしゃいました。

なんかもうね、ニッキがすぐそこにいる、
ってそれだけで、もう胸キュンでした。

演者としてではなくすっかり演出家の顔になっていたのは
この舞台はその役割なので仕方ないのですが
やっぱり、寂しく感じました

生ニッキがすぐそこにいる
ってだけで胸がキュンとなっちゃうチョロイファンであることを再認識
誘ってくださった隊友様、ありがとうございました。

そして、何故か、こんなお花がニッキに


フジテレビで何かあるのかしら？

コメント 2

GRIEF７、見に行かれたんですね。(私は行けませんでした。)
よろこびの歌も、東京公演は平日なので見に行けないし、しばらく錦織氏演出の舞台は見られそうにありません。
(＞＜)
by ダンボールねこ (2018-09-15 17:12) 

ダンボールねこさま

コメント、ありがとうございました。
お返事が遅くなりましてごめんなさい。
おぉ、それは残念でした。
今年の演出舞台は愛媛で1年やっているものの、
他は上演期間が短いですよね。
来年も坊ちゃん劇場で演出舞台が上演されるようですね。
by のんのん (2018-10-16 12:53)